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声の地層 災禍と痛みを語ること 瀬尾夏美 著

2,310円

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声の地層 災禍と痛みを語ること 瀬尾夏美 著 <たくさんのものを失い、身ひとつになっても、集えば人は語り出す。 ちいさな輪のなかでともに泣き、怒り、許しあったり笑いあったりする。 話す人、聞く人、沈黙する人、相槌を打つ人。語りは居場所をつくる。> 「はじめにー語らいの場へようこそ」より <答えを急がずに考え続ける。その道程から、いくつもの声が聞こえてくる。湖面の波紋がゆっくりどこまでも広がり続ける情景が浮かんだ。> 武田砂鉄(ライター)帯文より 著者 瀬尾夏美 発行日 2023年11月20日 発行元 生きのびるブックス 四六判 並製本 282ページ  瀬尾夏美:1988 年、東京都生まれ。土地の人びとの言葉と風景の記録を考えながら、絵や文章をつくっている。2011年、東日本大震災のボランティア活動を契機に、映像作家の小森はるかとのユニットで制作を開始。2012 年から3 年間、岩手県陸前高田市で暮らしながら、対話の場づくりや作品制作を行なう。2015年、宮城県仙台市で、土地との協働を通した記録活動をするコレクティブ「NOOK」を立ち上げる。現在は、東京都江東区を拠点に、災禍の記録をリサーチし、それらを活用した表現を模索するプロジェクト「カロクリサイクル」を進めながら、“語れなさ” をテーマに旅をし、物語を書いている。 著書に『あわいゆくころ―陸前高田、震災後を生きる』(晶文社)、『二重のまち/交代地のうた』(書肆侃侃房)、『10年目の手記―震災体験を書く、よむ、編みなおす』(共著、生きのびるブックス)、 『New Habitations:from North to East 11 years after 3.11』( 共著、YYY PRESS)がある。

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