佐藤鬼房の百句
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佐藤鬼房の百句

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「佐藤鬼房の百句」 著者:渡辺誠一郎 発行:ふらんす堂 2021年発行 四六変型判 220ページ あとがきより <鬼房は蛇笏賞の受賞の際、自らを「翼を欠いた鳥」に喩え、「永遠の飛翔願望」を抱くと語った。「地を這うばかりの哀しい存在」であり、「土俗に愛憎を傾けすぎる」とも。それは生きることへのしたたかな強さそのものであった。痩身の中には、土俗的なエネルギーが常に湧き立っていた。成熟の誘いに抗するように、必死に「蒼樹」、あるいは修羅にならんとした。と同時に、幼くして故郷を出たという「流民」意識は強く、詩想は遥かな彼方を遠望するのが常であった。 死後刊行された句集『幻夢』には、詩想への思いを隠さず、さらに高みをめざす最後の鬼房の姿がある。明日に春を待ち妄想の中で、永遠なる命を目指すように、大いなる死(生)へと最後の力をふりしぼる。そして、現実のさまざまな枷から解き放され、次なる世へと向かうのだ。> 鬼房が創刊した「小熊座」の現編集長であり、同郷の塩竈市在住の渡辺誠一郎氏が鬼房の百句を解説とともに紹介する。稀代の俳人、鬼房と出会う最適な書。